| 作成日 | 年 月 日 | 更新日 | 年 月 日 | |
| 講義科目名 | 社会の理解Ⅱ | 英文名 | Understanding of Society Ⅱ | |
| 担当教員名 | 石田 潔 | 英文名 | ISHIDA Kiyoshi | |
| 開講期間 | 1年前期必修 1年後期必修 2年前期必修 2年後期必修 | |||
| 単位数 | 2 | |||
| 講義の目的/ねらい | 本講義の目的は、日本の社会保障制度、特に高齢者福祉と介護保険制度について、制度の成り立ち・構造・運用の実際に至るまで体系的に理解することにあります。少子高齢化が進展する日本社会において、福祉制度はますます重要性を増しています。介護の問題は、介護職に従事する人だけではなく、すべての市民にとって避けては通れない社会課題です。 この授業では、制度を単なる暗記科目としてではなく、「なぜその制度が必要とされたのか」「どのように運用され、どのような課題が生じているのか」といった背景や現実の課題に焦点を当てて学んでいきます。さらに、自分の暮らす地域で行われている高齢者支援の取り組みにも目を向け、制度と実践がどのように結びついているのかを自らの視点で分析・考察する力を養います。 Ⅰとの連携を意識しながら、本講義では特に「介護保険制度」と「地域包括ケアシステム」を軸に据え、制度の理論的理解と現場における活用との橋渡しを図ります。 |
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| 講義の概要 | 本講義では、日本の社会保障制度の中でも高齢者福祉と介護保険制度に焦点をあて、制度の背景、仕組み、現状、課題を多面的に学びます。とくに地域における高齢者支援体制や地域包括ケアの考え方に注目し、学生自身が地域に生きる一員として、制度をどう捉え、どう活かしていけるかを考える契機とします。 ・社会保障制度の機能と、日本における高齢社会の進展による制度的課題を学ぶ。 ・高齢者福祉に関する制度の変遷と、介護保険創設の背景を理解する。 ・介護保険制度の内容(保険者・被保険者・給付・財源等)と運用実態を学ぶ。 ・地域包括ケアシステムの構成要素と現場での実践事例を知る。 ・学生の居住地域における高齢者福祉の実態や制度利用の現状を調査・考察する。 |
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| 講義方法 | 本科目は、講義形式が主体ですが、ディスカッションやグループワークも取り入れて展開していきます。 | |||
| 授業計画 | 回/月 | 授業内容 | ||
| 第1・2回 | オリエンテーション 社会保障とは何か ―社会保障のイメージをつかむ― 社会保障の意義と役割 |
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| 第3・4回 | 社会保障の目的と機能 ライフサイクルからみた社会保障 |
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| 第5・6回 | 社会保障の歴史と日本国憲法 国民皆保険・皆年金の確立と社会保障構造改革 |
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| 第7・8回 | 介護保険と福祉の考え方の変化 社会保障の基盤と実施体制 |
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| 第9・10回 | 社会保障制度の体系 社会扶助 |
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| 第11・12回 | 少子高齢化の進行と社会保障 財政問題と社会保障における給付と負担の関係 |
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| 第13・14回 | 持続可能な社会保障制度への道 社会保障の意義と機能・持続可能な社会保障のあり方 |
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| 第15・16回 | 高齢者保健福祉と介護保険制度 高齢者保健福祉に関する歴史 |
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| 第17・18回 | 人口の高齢化と高齢者保健福祉 高齢者の健康保持と社会参加 |
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| 第19・20回 | 高齢者保健福祉における今日的課題と展望 高齢社会対策基本法 |
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| 第21・22回 | 老人福祉法 高齢者の医療の確保に関する法律 |
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| 第23・24回 | 介護保険制度創設の背景と目的 介護保険制度のしくみと基本的理解 |
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| 第25・26回 | 介護保険制度における組織、団体の役割 介護保険制度における介護支援専門員の役割 |
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| 第27・28回 | 介護保険制度の動向 自分の住んでいる地域の高齢者ケアの課題と方策 |
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| 第29・30回 | 定期試験 | |||
| 到達目標 | ・日本の社会保障制度の基本的な枠組みと機能を説明できる。 ・高齢者保健福祉および介護保険制度の概要と目的を理解し、説明することができる。 ・社会保障制度の歴史的経緯と、その中での制度改革の意味を理解できる。 ・自分が暮らす地域の福祉課題について調査・発表することができる。 ・高齢社会における持続可能な社会保障のあり方について、自分の考えを述べることができる。 |
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| テキスト/教科書 | 介護福祉士養成講座編集委員会(2025)『最新 介護福祉士養成講座2 社会の理解 第2版』中央法規出版 | |||
| 参考書 | ミネルヴァ書房編集部(2025)『社会福祉小六法2025』ミネルヴァ書房 九州社会福祉研究会(2022)『21世紀の現代社会福祉用語辞典 第3版』学文社 その他、授業内で適宜紹介します。 |
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| 成績評価基準 | 定期試験(70点)、授業内テスト(15点)、授業への参加態度・積極性(15点) | |||
| 成績評価方法 | 上記の基準をもとに、総合的に成績を評価します。 | |||
| 履修に必要な予備知識 | テキストの各回テーマ部分を通読することが望ましい。日ごろから社会や福祉にかかわる新聞・TVニュース・ネットニュースに関心を持つこと。 下記のテレビ番組の視聴を推奨します。 連続テレビ小説・大河ドラマ・クローズアップ現代/NHK総合 ガイアの夜明け・カンブリア宮殿/テレビ北海道 |
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| 受講者へのメッセージ | みなさんは「社会保障制度」と聞いてどんなイメージを持ちますか? もしかすると、「難しそう」「自分には関係ない」と感じるかもしれません。でも実は、私たちの毎日の生活は、こうした制度に深く支えられているのです。 病気になったとき、年を取ったとき、収入がなくなったとき…そんなときに頼れる社会の仕組みがあるからこそ、安心して暮らすことができます。そして、介護の問題は、もはや「特別なこと」ではありません。将来、誰もが当事者になり得る現実的な課題です。 この授業では、制度の知識を得ることにとどまらず、自分の暮らす地域で、実際にどのような支援が行われているのか、自分たちに何ができるのかを一緒に考えていきます。地元の自治体や福祉の現場がどんな活動をしているのかを知ることで、制度が「絵に描いた餅」ではないことを実感できるはずです。 知識を得て終わりではなく、それを“自分の言葉で説明できる力”、そして「自分の生活や将来とつなげて考える視点」をこの授業で身につけましょう。社会保障は他人事ではなく、「わたし」の人生そのものに関わるテーマなのです。 |
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| その他 | 以下のルールは厳守していただきます。 ・私語禁止(質問や意見の発信は大歓迎です) ・スマホを用いた講義動画・写真撮影、録音禁止 (特段の指示がない限り、スマホの電源はOFFにしていただきます) ・飲食禁止(脱水症予防の観点から、適切な水分補給は可とします) ・居眠り禁止(体調がすぐれないときは適切に対応しますので、必ず申し出てください) |
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