| 作成日 | 年 月 日 | 更新日 | 年 月 日 | |
| 講義科目名 | 人間の尊厳と自立 | 英文名 | Human Dignity and Independence | |
| 担当教員名 | 石田 潔 | 英文名 | ISHIDA Kiyoshi | |
| 開講期間 | 1年前期必修 1年後期必修 2年前期必修 2年後期必修 | |||
| 単位数 | 2 | |||
| 講義の目的/ねらい | 本講義では「人間の尊厳」と「自立」という介護福祉の根幹をなす概念について、歴史的・法的背景を踏まえて学び、現代社会においてどのように実践されるべきかを多面的に理解することを目的とします。戦後日本における人権思想の展開や社会福祉制度の変遷を振り返ることで、「尊厳の保持」「利用者主体」「自己決定支援」といった価値がいかに築かれてきたかを掘り下げます。また、実践現場におけるチームマネジメントやスーパービジョンの意義についても学び、現場での実践力と将来的なキャリア形成の土台を培うことをねらいとしています。 さらに、福祉・介護の現場で起きる倫理的葛藤や組織的課題を、自らの言葉で整理・分析し、主体的に対応する姿勢と知見を身につけることを目指します。 |
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| 講義の概要 | 本講義は、介護・福祉の実践における「人間の尊厳」と「自立支援」の意味を深く理解し、実践へつなげる視点を育成します。講義形式を中心に、グループディスカッションや映像教材の視聴を通じて、多角的に学びを深めていきます。 ・人権思想の潮流と日本社会における人権規定 ・自立の概念と多様な意味づけ ・介護現場における利用者主体・尊厳保持・自立支援の具体的対応 ・チームマネジメントとスーパービジョンの重要性 ・福祉実践に求められるキャリア意識と自己研鑽の姿勢 |
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| 講義方法 | 本科目は、講義形式が主体ですが、ディスカッションやグループワークも取り入れて展開していきます。 | |||
| 授業計画 | 回/月 | 授業内容 | ||
| 第1・2回 | オリエンテーション 人間の尊厳と人権・利用者主体とは 人権思想の潮流とその具現化 |
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| 第3・4回 | 人権や尊厳に関する日本の諸規定 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷―人は人をどう援助しようとしてきたか |
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| 第5・6回 | 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷―戦後の新たな福祉のあり方への模索 人権尊重と権利擁護 |
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| 第7・8回 | 人権思想から人間の尊厳について学ぶ 介護保険法における尊厳と自立を考える |
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| 第9・10回 | 自立の概念の多様性 自立とは |
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| 第11・12回 | 介護を必要とする人の自立と自立支援 介護を必要とする人の尊厳と保持と自立、自立支援の関係性 |
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| 第13・14回 | 利用者の主体性を大切にした声かけを考える 利用者の自立支援について考える |
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| 第15・16回 | ヒューマンサービスとしての介護と求められるチームマネジメント 介護実践におけるチームマネジメントの取り組み |
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| 第17・18回 | 介護サービスと他の仕事の違いとケアを展開する様々なチーム ケアを展開するために必要なチームとその取り組み |
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| 第19・20回 | チームでケアを展開するためのマネジメント チームの力を最大化するためのマネジメント |
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| 第21・22回 | チームにおける情報共有とリーダーシップ・フォロワーシップ 介護福祉職として求められる実践力とキャリアデザイン |
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| 第23・24回 | 自己研鑽に必要な姿勢 介護福祉士としてのキャリアイメージとスーパービジョン |
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| 第25・26回 | 介護サービスを支える組織の構造 介護サービスを支える組織の機能と役割 |
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| 第27・28回 | 介護サービスを支える組織の管理 組織の理念について考える |
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| 第29・30回 | 定期試験 | |||
| 到達目標 | ・人権思想や福祉理念の変遷を理解し、現在の制度や実践にどのように位置づけられているかを説明できる。 ・「自立」の概念を多様な観点から捉え、その意味や適用について考察できる。 ・利用者の尊厳を尊重する介護実践のあり方について具体的に説明できる。 ・チームケアにおける役割分担とマネジメントの重要性を理解し、実践に活かす視点を持てる。 ・介護福祉職としてのキャリアを主体的に捉え、スーパービジョンや自己研鑽の必要性を理解できる。 |
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| テキスト/教科書 | 介護福祉士養成講座編集委員会(2025)『最新 介護福祉士養成講座1 人間の理解 第2版』中央法規出版 | |||
| 参考書 | ミネルヴァ書房編集部(2025)『社会福祉小六法2025』ミネルヴァ書房 九州社会福祉研究会(2022)『21世紀の現代社会福祉用語辞典 第3版』学文社 佐藤等(2011)『実践するドラッカー【チーム編】』ダイヤモンド社 津田大愚(2022)『決定版 ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でマスターできる本』明日香出版 その他、授業内で適宜紹介します。 |
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| 成績評価基準 | 定期試験(70点)、授業内テスト(15点)、授業への参加態度・積極性(15点) | |||
| 成績評価方法 | 上記の基準をもとに、総合的に成績を評価します。 | |||
| 履修に必要な予備知識 | 適宜紹介する参考文献等をよく読むこと。日ごろから人権にかかわる新聞・TVニュース・ネットニュースに関心を持つこと。 下記のテレビ番組の視聴を推奨します。 連続テレビ小説・大河ドラマ・クローズアップ現代/NHK総合 ガイアの夜明け・カンブリア宮殿/テレビ北海道 また、下記の映像資料の視聴もお勧めします。 DVD:明日の記憶(2006)/東映ビデオ DVD:月(2023)/Happinet 我らがパラダイス/NHKオンデマンド |
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| 受講者へのメッセージ | 「尊厳ってなんだろう?」「自立ってどういう状態?」と問われたとき、あなたはどう答えますか?本講義では、抽象的に聞こえるこれらの言葉を、現場で起きる具体的な事例と結びつけながら、一緒に深めていきます。 私たちが日常的に行うケアの一つひとつが、相手の人生や価値観にどう影響するのか。そんな視点を持ちながら、言葉の裏にある本質や背景を考えることが重要です。ぜひ、自分自身の感性と知識を重ね合わせ、対話を通じて「人を支えるとは何か」を探究していきましょう。 介護の現場には、答えのない問いがたくさんあります。その中であなたなりの言葉や姿勢を育てていくために、本講義を大いに活用してください。皆さんの参加と対話を心から期待しています。 |
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| その他 | 以下のルールは厳守していただきます。 ・私語禁止(質問や意見の発信は大歓迎です) ・スマホを用いた講義動画・写真撮影、録音禁止 (特段の指示がない限り、スマホの電源はOFFにしていただきます) ・飲食禁止(脱水症予防の観点から、適切な水分補給は可とします) ・居眠り禁止(体調がすぐれないときは適切に対応しますので、必ず申し出てください) |
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